『Ghostwire:Tokyo』 クリア&トロコンしたよ
クリア時間は15時間くらい、トロコンまでの総プレイ時間は35時間でした。
事前にホラーゲームではないってアナウンスがあった通り、本当にホラー要素はほぼ無かった。
幽霊みたいな存在が敵なんだけど主人公が破ァーーー!!!って軽快に祓っていくから全然怖くないし、人がいなくなって服だけ落ちてる渋谷ってシチュエーションは不気味だけど、主人公の暁人くんと相棒KKが常に仲良くお話してるので孤独感とかも無い。
妖怪が出てきたり都市伝説ネタが使われてたりオカルト全般が題材のゲームって感じで、初報で見た時ホラーを期待していた私的には若干がっかりだったけどこれはこれで面白かった。
バトルに関してはステルスキルだとか弓射撃とか結構色々な手法で敵と戦えるけど、結局風炎水攻撃を破ァーーーー!って使うだけの単調プレイになってしまう感じ。
デュアルセンスの機能をスカネク並みに上手く使ってたから爽快感はあって、単調だけどつまらないとまでは思わなかった。
サブクエも若干単調で、妖怪追っ掛けて払ったり幽霊に依頼されて怪異の原因払ったりと似たような事の繰り返しが多い。サブクエの内容に関する暁人くんとKKの掛け合いが楽しめるから私はそこまで飽きることなく最後までやれたよ。
一部クエストではホラーっぽい演出が楽しめるのも良かった。
ストーリーは家族愛がテーマなのかな。
敵の般若も妻の死がきっかけで渋谷をこんな風にしちゃったみたいだし、暁人くんも妹との不和やら家族のトラウマに苦しんでいるし。
割と地味な話ですごく面白い!続きが気になる!みたいな内容ではなかったかなぁ。
妹を般若から救うっていうのが話の主軸なんだけど、私的に妹はどうでもよくてなんかモチベが...でも終盤暁人くんのパパやママがお迎えに来るところでは良い感じにしんみりしちゃった。
作中より前の話、KKチームがマレビト払っていた時の話がKKの調査資料ってやつで読めるんだけど、そっちの方が話面白そうな気がする。トンチキチームがドタバタやりつつ怪異と戦ってるの。
まぁ発売前に出たKKたちの過去を描いたプレリュードは全く面白くなかったんだけど...あれなんだったんだろう?紙芝居的なアドベンチャーでバシーンバシーンって感じの古のソシャゲみたいなバトル。めっちゃ話短いし、一体なんだったんだあれは。
登場人物が少なくて、上記のKKの調査資料やプレリュードに出てくるキャラクターのうち本編でまともに会話シーンがあるのは凛子くらい。ほぼ暁人KK般若だけで物事が進むゲームだった。だから話がこじんまりとしちゃった気がする。
でもそんな数少ない登場人物の暁人とKKのバディ関係が個人的に美味しかったから割と満足してる。
ひょんなことから一つの体を共有する2人、最初はいがみ合うが速攻で仲良くなり親友のようになる...バディっていいよね!
バトルで暁人くんが危うくなるとKKがすごく心配してくれたり2人のやりとり微笑ましいよ。
この2人の関係に何かを見いだせる人なら、たとえバトルが単調でも話が地味でも楽しめると思う。映画にたとえるなら、ヴェノム的なゲームなんだゴーワイは。
あとはグラフィック、街の作り込みが本当にすごい。
街の作り込みが凄いもんだからスクショ撮るの楽しいし、町中走り回らなければいけない幽霊回収作業も途中までは楽しめる。この渋谷の町が一作で終わるのもったいないな。
トロフィーに関しては、腕が問われるかもしれないのは遠距離でマレビト倒す「遠的の達人」だけであとは収集作業だけだから楽だった。遠的の達人はマップ一番左下道路にいる影法師か焔女をヘッドショットして取得した。
幽霊回収が一番時間かかるしだるいし辛い。幽霊の数が多すぎるんよ...。
以下はスクショ。口裂け女とか雨童とかマレビトさん達と一緒にお写真撮りたかったのに、フォトモード時に静止してくれない仕様の為上手く撮れなかった。
オンラインゲームじゃないんだから一時停止してよー