PS5版「バイオハザードヴィレッジ」クリアした。 本当にこわくな~い
ヴィレッジPS5版をクリアしました。難易度はスタンダードで総プレイ時間は9時間。
あの人形劇で言っていたように今作は前作の7に比べてホラー度が薄めで怖くなかったけど、趣向の違う様々なお化け屋敷を楽しめて面白かった。
デモンズとか他のPS5専用作品に比べるとグラフィックはそこまででは無かったものの、ロードが物凄く早くてストレスフリーなのは良かったです。
ステージを大まかに分けてそれぞれの感想。
まずは村、最初に訪れることになる場所でブラッドボーンの序盤エリア的な雰囲気。
吉幾三さんの印象的な替え歌で出てくるライカンが主な敵でマップが広く探索しがいがある。
明るめの雰囲気なのであまり怖くないけど、何故か外に描かれている金庫のナンバーを家の窓から確認する所でライカンが突然飛び出してきた時は悲鳴あげるくらい怖かったよ...。
次にゴシックホラーな雰囲気のドミトレスク城。
エリア全体と敵のドミトレスクさん(母)とドミトレスクさん(娘たち)が華やかでゴージャスな雰囲気なのであまりこわくな~い。
薄暗く敵が多い地下エリアはちょっと怖いかな...地下の奴含めここにいる敵は全員女性らしい。
途中からドミトレスクさん(母)がRE2のタイラントのように追ってくる。でもタイラントに比べるとキャラデザが美しいからか全然怖くない。追いかけっこ要素は落ち着いて探索できないから個人的には嫌い。
イーサンが腕をスパッと切られて回復薬ドボドボかけて腕を繋げてヨシッて言うシーンはホラーゲームなのに爆笑しちゃった。ストーリー的に理由があってその理由は笑えないどころか悲しくなるんだけど、あのシーンはやっぱりギャグだよ。
3姉妹戦はハンドガンだと攻撃くらっても普通にこっちに向ってくる。ナイフで攻撃するとひるむから楽。ドミトレスク(大)の変異体はブラボのボスにいそう。
ここのラストでドミトレスクから手に入れた瓶に娘ローズの体の一部が入っていることがわかる。いやグロい。でもローズはなんとかなるらしくてローズの体を全部集めることになる。赤ちゃんの体を集めるって何です?
その次はPTオマージュ?なホラー要素強めのベネヴィエント邸。
短めのエリアで入ったら武器を取られて脱出ゲーム的なものが始まる。
雰囲気がとにかく怖い、今作で一番というか唯一ホラー感あるステージだった。
敵はボス以外は1人を除いて出てこないんだけど、その1人が怖すぎる巨大グロテスクな赤ちゃん...。クリア後特典のアートワークを見たらミア人形から生まれて生後2.3分らしい。ミア人形からあのサイズの赤ちゃんって何!?
イーサンをパパだと思っているみたいで悪い子ではなさそう...でも見た目が怖すぎるので即逃げるよね...。赤ちゃんを部屋でやり過ごすシーン、クローゼットに隠れることもできるみたいだったけど私はベッドの下に隠れてかわして逃げました。クローゼットに隠れたら逃げられなくて詰まない?
ボス戦は隠れているアンジーを何度か探すだけなのでかなり簡単にクリア。
日本語音声でプレイしているんだけどアンジーの喋りが面白すぎる。なんかチャッキーみたい。
次のエリアの湖は入ってすぐデカい狼に襲われる。水車小屋に有効な武器があるらしいけど追われて逃げてたから見つけられなかった...。
坑道と湖まわりは明るめなのでここもあまり怖くない。ボスのモローは可哀そう。
ボス戦はエリアが広めでボス戦してる感があって楽しかった。定期的に道を塞ぐ粘液が湧いてくるのはちょっとうざかった。
次は砦~工場。砦はライカン大量沸きしてきてうっとおしい。とにかく敵が多いエリアで序盤のところは無限湧きなのかな?
ボスのウリアシュ戦は少し狭めのエリアで途中ザコ呼び出すのがイライラする。攻撃をかわしたり避けられたりする柱があるからそれ利用して戦う感じ。
工場...君雰囲気急に変わり過ぎじゃない?違うゲームレベルに雰囲気違うじゃん。
機械が融合した敵のデザインはかっこいいし、弱点がわかりやすく露出しているのは倒しやすいけど途中から大量発生するのがきつい...ここ高難易度だときつくなるんじゃないかなぁ。道も狭いところ多いからかわしにくいし。
巨大プロペラの所で機械敵が複数きたから弾もったいなくて梯子まで逃げたらプロペラで通れず、下には敵がいて下りられない状態になった時は笑ったね。ライト撃ってプロペラ止めるとか普通気付く?そもそもプロペラが上で塞いでることにすら気づかなかったから。プロペラボスは適当に攻撃かわして止まった所を背後から撃てばいいから楽だった。
ハイゼンベルク戦...いやこれロボットゲーム?ちょっと気持ちがついていけない。
難易度スタンダードだとイベント戦みたいで楽だったけど、高難易度だとこういうボスはきつくなる気がする。
おっさんは好みじゃないけどハイゼンベルクは良いキャラしていてかっこよかった。
ミランダへの執着見てると自分を家族として大事に思ってほしかったのかなぁって思えてちょっとかわいそう。
そしてここでイーサンがミランダに殺される。
実はプレイ前に大方ネタバレ踏んじゃってて展開にそこまで驚けなかった。驚いたのはネタバレに書いてなかったある事だけ。
ここから始まるクリス編は...コールオブデューティーかな?なんか冒頭の雰囲気がそれっぽくて部隊の人に支援されながら村でドンパチする。
クリスの武器が滅茶苦茶強くて一般人のイーサンとの差を感じる。
敵の量が多いのとレーザーポインターをザコ多数に囲まれながらであったり狭いエリアでボスに当てなければならないのはきつい。高難易度やりたくない。生きていたミアを発見してクリスパートは終了。
ミアがいるエリアに置かれているファイルはヴィレッジのシナリオを知る上で重要なものが多い。アンブレラの創設者がミランダの弟子である事、ミランダは100年前のスペイン風邪で娘を失くしてその子を蘇らせようとしている事、前作の組織にミランダが今作の菌株を分けて生まれたのが7のエヴリンである事とかがわかる。
ミランダはエヴリンを失敗作扱いしてたけどあの子家族求めてたしミランダが家族になってあげればよかったのに。
イーサン視点に戻ってなんとここで7のエヴリンが出てくる。
ここからがネタバレを運よく踏まずに済んで純粋に驚けたところなんだけど、エヴリンが言うにはイーサンは前作7でジャックに殺されて死んでたらしい。
えーーーまぁ確かにあそこで生きているわけないかもだけど嘘でしょ。イーサンは完全にカビ人間だったらしい。
腕くっつけるシーンはギャグじゃなかったんだ...。衝撃の事実を知ったイーサンだけど娘のローズを助ける為に頑張ってラスボスのミランダと戦うの。
ミランダ戦、グレランもマグナムもなく1番強いショットガンだけ持って行ったからか物凄く固かった。エリアも狭めだし回復薬つきるぎりぎりでなんとかクリア。
クリスがイーサンとローズの所にやってきて逃げることになって、もう体がボロボロのイーサンは逃げることを諦めてクリスが菌株の大元に仕掛けた爆弾のトリガーを持って爆発させて終わり。イーサンかわいそう~~~あんまりだよ。でもイーサンってもうエヴリンみたいに人外になってるみたいだったし実は生きてない?復活しない?イーサンかわいそう...。
ラストで成長したローズがイーサンの形見のジャケット(アートワークによるといつも大事に着てるらしい)着てイーサンのお墓参りするの泣ける。
謎の組織に監視?させられて仕事させられてるらしいローズは謎の組織のおっさんに「エヴリン」って呼ばれて煽られて切れてる、おそらくエヴリンの成功作であるローズは失敗作エヴリンと違って成長速度に問題が起こったりはしないっぽい?まともそうな子だけど、精神操作能力持ちってやばいやろ...仕事って何の仕事をしてるんだろう。
スタッフロールの絵本も父親と母親が娘を助けにきたっていうハッピーエンドで泣けるんだよね。イーサンの顔がずっとぼかされていた意味はとくになかったみたい。
飽きさせないステージ構成で本当に面白かった。
ホラー度はやっぱりもうちょっと強めで良かったな~。7と8で比べれば7の方が自分好みではある。7はDLCもイーサンマストダイ以外全部面白かった。ヴィレッジのDLCも期待してます。
クリア特典のアートワークを色々見てるとやっぱり今作の元ネタブラボじゃないのかなぁって思う。啓蒙高い変異モローとかこのスクショの屋根の上でガーゴイルっぽいものが飛んでる中戦うコンセプトアートとか見た感じ。屋根の上でボス戦ってブラボじゃなくてダクソだけど。
せっかくフォトモードあるのにスクショ撮る余裕が無くてあんまり撮ってない。